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ベンチャー企業プレゼン:株式会社 三好池
樹神 太郎 様(株式会社 三好池 代表取締役社長)

今から200年前に山古志村で冬季の蛋白源として飼われていた食用の鯉が突然変異し、錦鯉が誕生しました。株式会社三好池は33年間、新潟産錦鯉を専門に扱うトップディーラーとして活動してきました。そして、他社に先駆け、2000年からインターネットで米国市場に向けて錦鯉と関連商品の販売を開始し、日本の「錦鯉」から世界の「NISHIKIGOI」へと事業を拡大しております。現在では生産量の約8割が欧米市場向けです。新潟産錦鯉市場を大きく発展させることを目標に、2005年5月に特定非営利活動法人「国際錦鯉普及センター」を設立しました。

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日本の伝統文化を伝えたい

日本の伝統文化である錦鯉、泳ぐ宝石ともいわれるこの錦鯉を、日本だけでなく世界中に広めたい、日本文化を伝えていきたい。

鯉というものは世界中にあるものではありますが、そのほとんどが食用になっていました。しかし、日本においては新潟県山古志村から、観賞用として美しく鮮やかな色を持つ鯉が生まれました。もちろん、そこにはハイテクに勝るとも劣らない品種改良という日本の技術、巧みの技がありました。

舞台は日本から全米へ、そして世界中の池へ

世界中にこの錦鯉を流通させようとする時に、2つの課題がありました。一つは流通そのものの問題、一つは正しい知識や評価、観賞方法の問題でした。他国にも、例えばイスラエル、中国、アメリカなどでも鯉は生産されていますが、これに対してどう差別化していくか、新潟産錦鯉をどうやってブランド化していくか。これが重要な戦略になってくると思います。

流通に関しては、ハワイという最適の養鯉場が見つかりました。新潟で生まれた鑑賞鯉をハワイで養育し生産拠点とすることで、流通の問題を解決しました。

ブランド化、実は、これは見てもらえれば一目瞭然で、素人が見ても歴然とその差が分かるものなのですが、絶えず情報を発信して他国の鯉との違いをお客様に確認していただくことを続けていく。これが新潟産錦鯉だ!との認識を持っていただくことに努め、ブランド化を高めたい。その目的もあってNPO法人「国際錦鯉普及センター」を設立しました。これにより生産者とお客様(愛好家)を直接繋げ、正しい情報を提供し、受け取ることが可能になります。

ハワイの養鯉場

今年の初めから工事を始めて、約1/4ほど完成しております。日本からの第一便が先ごろ届きました。6月中旬に、はハワイ(オワフ島)から錦鯉を出荷できる体制までもってきました。年末には工事も完成する予定です。場所的にも、ダイヤモンドヘッドを望めるとても良い場所です。ここへ日本から来た鯉を入れて検査し、成長させて(そのままの時もある)お客様へ出荷する。

ハワイの一番のメリットは、温度がとても暖かいことです。日本から養鯉責任者を派遣しておりますので、ここでもいろいろな品種(大きさ、色、形等)を作り上げ、品揃えを充実させております。

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錦鯉Q&A

Q)錦鯉の寿命は?
A)寿命は記録に残っているものでは百年以上のものもあります。

Q)大きさのコントロールはできますか?小さいものを小さいままにしておくなど?
A)ある程度はコントロール可能です。餌の量とか、池の大きさ・深さなどで可能です。色も黒(墨)以外の色は、ある程度人為的にコントロールできます。色は餌でコントロールします。ところで、日本では、まだそこまではいっていないのですが、海外では鯉はペットとしてとらえられていますから、名前を付けて可愛がっています。メリーだとか、ジョニーというように名前を付けています。私の名前(太郎)を付けている方もいらっしゃいます。世界の人々にQOL(クォリティーオブライフ)を提供したい、との思いです。

Q)カープじゃなくてKOIなのですね?
A)はい、KOIです。

Q)人の顔を憶えますか?
A)憶えます、足音だけで飼い主が分かります。だから飼い主が来れば寄ってくるのです。このように美しいだけではなく、ペットとしての親しみが持てるのです。生活にゆとりを与えているのです。日本では、まだそこまではいっていないのですが、海外では鯉はペットとしてとらえられていますから、名前を付けて可愛がっています。メリーだとか、ジョニーというように名前を付けています。私の名前(太郎)を付けている方もいらっしゃいます。世界の人々にQOL(クォリティーオブライフ)を提供したい、との思いです。日本ではこうはいきません、あくまでも美術品・観賞用なのです。

Q)ビジネスの広がりは?
A)基本的には錦鯉の生産・販売に力を入れていますが、その入れ物である池やガーデン、庭園といったトータルコーディネート(日本庭園のような)として、将来的に御提案する時期がくるかもしれません。池に関しては今、1社と提携してやっていこうとしています。

Q)生態的な質問ですが、産卵は年一回ですか?
A)はい、産卵はちょうど今頃(5月末から6〜8月)です。あくまでも弊社は作るというよりも、飼育をして広めていくことを本業にしています。作るに関しては、新潟の方々(ブリーダー)の200年培ってきたノウハウによって作られた錦鯉を弊社で仕入れております。トップブリーダーは約50〜60社ありますが、弊社のネットワークにご参加いただいております。弊社がブリーディングすることはありません。200年に及ぶ豊富なノウハウをお持ちの錦鯉生産者の方々と、弊社は長く緊密な協力関係を続けております。

Q)流通のお話の中で、なぜハワイなのですか?
A)まず土地に関していいますと、それほど高くないのです。水も優良で豊富です。送料に関して、ハワイに来航する便の帰り便を利用しており、非常に割安でアメリカ本土に輸送できます。これも一つのビジネスノウハウですね。

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最後に一言、日本の伝統文化である錦鯉を全米のみならず、世界中のあらゆる池に泳がせたいと頑張っております。どうぞよろしくお願い致します。

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TSUNAMIアントレプレナーズ倶楽部は、二ヶ月に一回の割合で、アントレプレナーのための勉強会とアントレプレナーあるいはその支援企業のプレゼンテーション、懇親会という形で、倶楽部とメンバーの発展を目指して活動しています。活動状況は、このウェブサイトで、随時報告しております。TSUNAMIアントレプレナーズ倶楽部の今後の展開をお見逃しなく。





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